やっと辿り着いた西山美術館

今まで二回トライしたけど行けなかった曰く付きの西山美術館にようやく行ってきた。

美術館近隣にあるオーナーの西山由之氏の会社、株式会社ナックの社屋。誇らしげに東証一部上場と掲げてある。かなり長いことそのまんま。

関係ないけど鶴見川にいた亀。

県道沿いの壁一面に貼られたポスター。多分、この壁に100枚ぐらい貼られてる。

ここにもポスター。

入り口にある看板。ポスターの下品さと比べると上品だ。

上品と思いきや小便禁止の張り紙が。そらそうだ。俺が犬だったら小便したくなるところに立ってる。既に点々と濡れているのは先客だろうか?

公道にある門をくぐるとかなり急な上り坂の周りに庭園がある。

庭園の一部。なんかまとまりがない感じだ。

敷地内に入ってから上り坂を五分ほど歩かされるだろうか。美術館入り口にあるロダンの考える人。

考える人の隣にある小さな像。日光の三猿から一個持ってきたような意匠。考える人より良い感じ。

当然撮影禁止なんだろうけど館内に誰もいないし撮り放題な感じ。これは鑑定書らしい。

ロダンのこの像は良かったな。

また、自慢です。

何故かある相撲コーナー。

また自慢です。

鯉のトロフィーには、そのてっぺんに鯉が付いてるのが笑える。


個人主催の美術館は当然、その個人のコレクションの開陳が主な原資となる。コレクターは好きだから集めたわけであって集めた物が良いものだから見て下さいってスタンスがメインだ。ちょっと邪推すれば「良いもの集めた俺って凄いだろう」って気持ちも無くはないってのはわかる。ただ、この西山美術館はその自慢がメインな感じで見ていて痛々しいというか微笑ましいというか。良い作品もあるのに勿体ない感じ。


丁度この日は桜の散り際で風も強く桜吹雪全開の日だった。これは西山美術館構内に舞っていた桜の花びら。