mifiレンタルサービスのレビュー


  • 中国渡航の際、グローバルデータ社のmifiレンタルサービスを利用したのでそのレビュー。
  • 予め契約日と使用する国を指定するとその間、繋ぎ放題のデータ通信サービスが受けられる。一日1280円で6日間。プラス保険料が加わって一万円弱ぐらいの支払いだった。一日あたりの使用料はソフバンの海外パケホーダイの1480/日より安いけど保険料が加わるとあんまり値段的には差がなさそう。もっともソフバンのパケホーはiphoneしか使えないけどmifiレンタルだとpcとiphone両方使えるというおはある。
  • 接続したのはiphone 4thinkpad x100eの両方。
  • 国内で接続確認が出来ないのが少し不安に感じる。
  • 繋いだ場所は中国の北京、杭州市、義烏市。
  • 最初北京の空港でつなごうとしたんだけどiphone 4が繋がらない。パスワードが違うと言われる。一度繋がってiphoneにパスワードが登録されても再要求されることが何度か。ちょっと不安定のようだ。
  • thinkpad側では特に不安定さは感じなかったがapを自動認識しないことが多かった。他の登録済みのapは自動で勝手に探して繋いでくれる。
  • 携帯電話通信網を使うのだからwan側が不安定になるのは判るけどlan側が不安定なのは少々不満。
  • 電源をオンにするとずっとフルパワーで通信しっぱなしのようでポケットに入れておくとカイロ替わりになる。カイロとしての機能は望んでいないのでこまめに電源を切るようにしないとすぐにバッテリーが無くなる。電源の切り忘れをカイロ機能で知らせてくれるという副次的な効果はある。
  • 杭州市内から義烏まで新幹線に乗ったけどその時も一応は繋がった。しかし、通信速度が遅すぎて実用的とは言えなかった。
  • 充電用のプラグがUSBミニB規格とそっくりなので確認もせずに他のケーブルやモバイルブースターが使えるものだと思ってた。ところが微妙に違う形だ。だからACがあるところじゃないと充電は出来ない。
  • 中国の電圧は220Vなんだけど特に気にもしないでそのまま突っ込んだら普通に充電は出来た。その他、ヨーロッパで使えそうなプラグが付属していた。
  • 前述のフルパワー通信仕様と相まってバッテリー切れにはかなり気を使わせられた。加えて何%残ってるとかそんな上等な機能は無い。バッテリー切れが迫るとLED表示に赤い点滅が混じるのだがそのサインが出るとまもなく終了する。
  • 受取・返還の方式は宅急便と空港受渡の二種類。今回は宅急便を選択した。出発前日に届いた。特に返送用の処置がされていなかった。送り返すのは面倒に感じたので帰りに空港にあるカウンターに渡しに行ったらあっさり受け取ってくれた。
  • 事情があって帰国のスケジュールが一日遅れた。一日遅れたけど翌日の午前中までは使えた。その後は搭乗してしまったので判らない。追加請求があるかどうかもまだ判らない。
  • ハードウェアとしてはイマイチだったけどサービス全体としてはかなり有用であった。同行していた人も一緒に繋げるので喜ばれたりもする。