たまにはABBA


映画、マンマ・ミーアの紹介がテレビで頻出しているので多分、今、ABBAを聴き直している人があちこちにいると思うんだけど俺もそんな一般ピーポーの一人だ。正確に言うとテレビから流れてきたダンシング・クイーンを聴いているときに手元に名機CASIO MA-150があったからと言うべきか。そのメロディを鍵盤で拾って弾いているうちに段々きてしまった。そんなわけでituneの奥の方にしまってあったABBAのベストアルバムGOLDをちょっと聴き直してみた。

やっぱり良い。ピアノギターベースドラムに売り物のコーラスが基本セットで必要に応じてブラスやストリングス、シンセとかが入る。そのシンセの使い方に必然性が感じられる。昔はもっとシンセむき出しの音だと思ってたけどそうでもない。要所要所に効果的に使われている。土台はわりとオーソドックスな音だ。
あと、意外にダンスミュージックの基本が押さえられているというか。バラードっぽい曲でもバスドラ四つうちが殆ど入ってるのだ。ちとリズムオフの時間が長いような気もするけど。貼り付けたチキチータのバスドラの音を聴いてみて欲しい。今時のサスティンが効いたこれ見よがしなバスドラよりも、控えめでしっとりしていて腰のある良い音だ。

そのときのMA-150。息子用にドレミファソラシドが書いてある。最初一オクターブだけ書いて後から書き足してるw。
こいつでABBAの曲を何曲か弾いてみたら「お父さん凄いねえ」だってさ。