鳩山民主党を支持していた人たち

もうなんだか郵政民営化の見直しは亀井に良いようにしてやられているし、金融モラトリアム法案とかワケのわかんない法律作っちゃうし、子供手当とかってバラマキしちゃうし、エコポイントとかエコカー減税とかちっとも似非エコを続けちゃうし、案の定普天間問題ではドツボに填ってるしもう踏んだり蹴ったりでダメダメのフルボッコ状態の民主党の惨状には見てて呆れるを通り越しつつある。

石破茂を俺は支持はしていないけど、尊敬できる政治家だと思ってる。彼が麻生政権末期にこんな意味のことをブログに書いていた。「麻生総理を誕生させたのは我々自民党ではないか。それが支持率が低下したからと行って手のひらを貸したように攻撃するのは無責任だ」と。この考え方は好きだ。自分が支持をしたなら簡単に諦めずに正しいところ、良いところはきちっと受け止める。悪いところは批判しても良いかもしれないが支持は簡単に取り下げてはならない。

民主党を支持していた人はどうなんだ。支持していた側から不支持に回った人はどう考えているのだ。不支持に回ったのなら自分が支持したことを反省するぐらいの心持ちは持っているのか。

俺がここで対象にしているのは政治家ではなく一般国民なのでそこまで厳しい事を言うつもりもないが。少なくとも投票した人は何故投票してしまったかを顧みて、二度と同じようにいい加減な政治家は選ぶまい、支持するまいとか決意して欲しい。または今の民主党を単に不支持にするのではなくどのように仕切り直しをすれば支持が出来るのか、ぐらいは考えて欲しい。

自民党がダメだから民主党だね、民主党もダメだったから次はどうしようか。そんなんだったら投票なんて行かない方が良いのだ。責任もった投票行動とは言えないのだ。

だから民主党に票を入れた人は簡単に民主党を諦めてはならない。どうするべきだと、提言することは難しいかもしれないけど頑張って欲しいと念じ続けることぐらいはするべきなのだ。

それはマスコミも一緒だ。一頃はマスコミも含めて民主党にエールを送り続けた。その反省も無しに今は民主党を批判する。民主党を支持した人が民主党の政策を批判しつつも応援し続ければ手のひらを返したような今のマスコミは容認出来ないはずだ。そうすればマスコミの論調も変わる。政治にも影響を与えるだろう。

安倍、福田、麻生、鳩山とそれなりに期待を集めて総理になった人が最終的には全て批判され尽くしてその場を去っていく。勿論、日本のリーダーに要求される敷居は高くて当たり前だけどこれから先、誰がやっても同じ事になるのではないかと危惧してしまう。それは首相に対してもそうだし、政権政党に対しても同じ事だ。