小沢一郎の豪腕
小沢は辞めるしかないと思ってた。
今の日本の世論は狭量で辛辣だ。「清濁併せ呑む」なんて言葉は通用しない。徹底した清廉さが求められる。政治家が疑惑を持たれたらそれは一時的ではあるにせよ何らかの処分なり決断なりが求められる。辞職とか辞任とか更迭とか。
今回の小沢はいったん引いてまた機を伺うという時間がない。歳も歳だし体もあまり丈夫じゃなさそうだし、次にチャンスがあるとも思えない。
辞めるしかないんじゃないかな、次は誰を持ってくればいいかとか思ってたら自らのクリーンイメージを全面に押し出す提案をしてきた。
小沢は苦しかろう。金額は確認してないけど相当集めてると思う。それをゼロにするというのは英断だ。こうするより他、世論を交わす手段がないと判断したのだろう。
ただ、個人的には小沢はもう引いても良いのでは無いかと思う。小沢の教え子は沢山いるはずだ。それでも引退できないのは教え子たちがだらしないからかもしれないと思う。
俺は近年の政治家では小泉純一郎と小沢一郎が好きだ。政策が好きとかじゃなくて政治家らしい政治家だと思う。今までも好きだったけど今回の提案には惚れた。買いかぶりすぎかもしれないけど。