大山阿夫利神社へ初詣

初詣は元旦に行って疲弊するよりも二日とか三日とかその辺に行くのが通例。信心深くない日本人の中でも人一倍信心深くない俺にとって初詣は詣でるというより縁日でも冷やかしに行くって位置付けに近い。初詣の名所って寺院仏閣としてそれなりに立派なところが多くて見物するには良いし参道に出店とか出ていて適度に賑々しいのが好きだ。けど、今回の大山阿夫利神社は参道にこそ歴史の重みを感じる物の下社の建物には特に見るべき感じは無かった。山頂付近にある本社はまた違うのだろうか。
下社はケーブルカーを降りてすぐのところだけど本社はそこから90分(!)歩くらしい。家族連れではちと無理だ。気が向いたら一人で行くかも知れない。

参道の「奉献」に「講」の文字が多く見えたので神仏混淆の歴史がを想像した。「講」ってのは仏教の集まりであることが多いって思ってる。間違ってるかも知れないけど。調べてみたら不動明王を奉っていた事があるようだ。

大山阿夫利神社 - Wikipedia

車で行ったのだがアクセスに関してgoogle mapで確認したところ当たり前のようだが狭い一本道しかない。混雑をある程度覚悟していたけど駐車場はそこそこ待たされた。初詣の名所の近隣にはシーズンに臨時駐車場が数多く用意されるものだけど途中が山間の道なのでそれがとても少ない。30分ぐらい待っていたら運良く俺の目の前で一台の車が臨時駐車場から出て行ったのでそこに入れる事が出来た。その偶然が無かったらあと15分〜20分は待たされただろう。バスは優先通行しているのでバスを利用した方が無難かも。

昼飯は何の事前調査もなく「とうふゆば会席 青木館」ってところに行った。他の店と比較してないけど当たりだったのではないか。俺の中で美味しい豆腐=大豆の香りが濃厚な豆腐ってイメージだったんだけどここの豆腐は淡泊で滑らかな舌触りが特徴か。これはこれで美味しかった。盛りつけも綺麗だったので以下の写真は半分以上が料理の写真だ。


ケーブルカーを降りてすぐの下社付近からの眺め。相模湾が広がり江ノ島がわりと近くに見える。こういう風景写真ってその良さが伝わらない。単に腕が悪いせいか。天気も良く眺めはなかなかでした。

そのケーブルカー。

ケーブルカーの中で銘板を撮影。昭和40年だってよ。辛うじて俺よりは年下だ。

とうふゆば会席 青木館にて。

湯豆腐。当たり前だけどストレートに豆腐の味が味わえる。

「うま煮」って言われていたやつ。

これは「く酢豆腐」とか言われていたやつ。「葛」と「酢」をかけたネーミングかな。

豆腐湯葉サラダ

これが一番旨かった。湯葉の白和え。

白和えの能書き。

なんだったかな?忘れた。

下社の本殿。

境内にて。

7歳の息子が引いた御神籤。大吉だった。奴はそれをたいそう喜んでいた。俺と細君は末吉。

あちこちにあるのぼり。観光のキャッチフレーズなのだろう。