クリートで110キロ

暫く、家族サービスに徹していたので05/06は一人でチャリ。家の用事を済ませて横須賀まで往復のつもりで出かけた。時間と体力が許せば横須賀美術館まで行くつもりだった。実は横須賀はその前の日にドライブで行ったばかり。途中の道もチャリで走ったことがあるところが多い。馴れないクリートで馴れない道を走るより勝手知ったところを走る方が安全だろうという判断だ。

思いの外、家の用事に時間がかかり出発が10:30になってしまった。何回かの休憩を経て横須賀市街地に近い三笠記念公園に到着したのが14:00近く。この時点で横須賀美術館は諦めた。帰りが遅くなってしまう。そこで横須賀海軍カレーを食いビールを二杯飲む。このビールがまずかったような...。酔いを覚ますのに時間がかかってしまい横須賀を出発したのが16:30頃。結局、家に着いたのは20時頃になってしまった。横須賀美術館を割愛した意味がないじゃん。

アップダウンが少ないコースにもかかわらず、始終風が強かったので行程は難航した。ので、クリートの効果は明確には良くわかんない。早くなったような気もするし上り坂や向かい風で楽になったような気もする。けど、「気がする」程度ですんげー変わったって感じはしない。これが平地が続く無風状態や登り慣れた坂道かだと判るんだろうけど。けど、幾分、早くなった気はするというのは間違いない。パソコンを乗り換えたとき幾分早くなったかなって思う程度で、古いパソコンを使ってみるとその遅さに呆然とすることがある。良くこんな遅いマシン使っていたなと。それと同じように改善の効果は体感しづらく、改善前に戻ってみるとはじめてその効果に気づかされるなんてこともある。その類なのかもしれない。

ところで110キロという距離は一日に走った距離としては最長記録である。風が強かったせいもあり結構、イッパイイッパイだった。こういうスタミナはどうやって身につけたらいいのだろう。歳だからこんなもんなのか。

横須賀から俺の後ろにずっとついてきた人が話しかけてきた。俺の後ろにつくことにより「引っ張ってもらってすみません」って言ってた。俺の走行距離はその時点で60キロ、彼はすでに120キロ走ってそこから目白まで帰るという。多分、180ぐらい走ることになるのでは。彼が後ろについてきた区間は俺にとって休憩直後であり比較的脚が元気なときだった。とても120走ったあとであのスピード(トップスピードで33キロぐらい)で走ることは出来ないと思う。「すごいですね、俺はそんなに走れないですよ」って言っておいたけど現時点では嘘偽りない感想だ。この状態から彼のようなところまで、一日180も走れるようになるのか。考えてみたら去年の夏頃は5-60走れば目一杯だったのが100を超えられるようになったのだ。あと一年ぐらいこのペースで頑張れば何とかなるのかもしれないとか思う。

クリートを使った効果は走破力とかスピードとかって意味では微妙な感じだけどそのほかの効果について。まず、前の記事に書いたけど足の痺れについてだ。 60キロを超えたあたりから足(くるぶしから前のつま先近辺)が痺れて辛いという症状に悩まされていたけどそれはだいぶ緩和された。もっとも痺れはゼロではない。けど、これはシューズの締め付け方とかペダリングの工夫によってこれからも軽減されそうだ。その辺は効果があったと言うべきか。

逆に思わぬデメリットとして尻の痛さが酷くなった。前は100キロ前後走っても尻が痛くて辛いと言うことはなかったのだ。思うに引き足を使うようになったせいだと思う。引き足を使うと言うことはサドルに尻を押しつけることになるのだ。そのせいで尻が痛いのだと思う。やっぱりレーシングパンツは必須なのか。考えてみたらレーシングパンツ履いてないのにクリートを使っている人というのは今まで見たことがないような気がする。クリートとレーパンはセットなのだろうか。

ちなみにレーパンってのはこういう奴。
PEARL IZUMI --商品一覧-- パンツ

出来れば電車に乗っても違和感ない程度の格好で自転車に乗りたいと思う。自転車で出かけた先で食事をしたり、美術館や飲み屋にも行きたい。レーパン履いてると自転車乗る以外何も出来なくなるではないか。

って事で次に狙いたいのがこれ。
PEARL IZUMI --GOODS DETAIL-- メッシュ インナーパンツ

下着なのでその上から普通のズボンを履くことが出来る。しかし、こうやってどんどん深みに填っていくんだろうな。そのうちレーパンにも手を出すのだろうか。最初はヘルメットを被るのにも抵抗があったのだ。そんなのは遠い記憶になりつつある。


横須賀海軍カレーと東郷(平八郎)ビール。横須賀海軍カレーはまあまあといった程度の味か。ビールの味は月並み。

横須賀港になるのか。イージス艦と潜水艦が停泊していた。