高速道路千円。二年間ってのは微妙だ。

高速道路が値下がりしたけど、心配したほどの渋滞も、期待したほどの活況も無かったようだ。二年間ってスパンと大型連休を控えたこの時期だとこんなもんかと思う。
一時的、といっても半年とか一年とかって時期の中で大都市近郊の観光地はそれなりに集客を得るだろう。そこはそれで経済効果とやらはありそうに思う。一方、電車とか飛行機とかフェリーとか高速バスとかの売り上げ減少が懸念される。喜ぶ人あり、苦労する人ありってところだ。
これが二年って時間をかけちゃうと産業構造が変わるかも知れない。高速バスとか淘汰されるだろうし観光地では駐車場の確保が課題になるし観光地に着いた先でのバスやタクシーと言った移動手段が無用になる。んで、二年経って元に戻したところでその観光地にも一体何が残るのだろう。値下げ終了後は客が減るんだろうし、従来の移動手段を用いる観光客を受け入れる体勢が崩れていたりして。
これがゴールデンウイークと夏休みにポイントを絞った施策だったらまだ良かったかもしれない。それはそれで「小手先の対策」とか批判されちゃうのかな。