続・クラスター爆弾の事

先日に引き続きクラスター爆弾のこと。

存在しない「敵」に脅える人達

これによると産経と読売がクラスター爆弾の廃棄に異を唱えているらしい。孫引きになるけど...
産経

第一は、日本の平和と安全が確保できるのかどうか。日本はこれまで、侵攻してきた敵を海岸線で撃退する防御兵器として保有してきた。万一の場合、海岸線が長くて離島の多い日本にとってはほとんど唯一の有効な兵器だ。

このセンテンスを書いた産経の人はいったい何を考えているのか。ノルマンディー上陸みたいなのが日本で繰り広げられるとでも?

近代戦に於いては上陸作戦なんてのは終盤戦だ。拮抗しているところでそんな事したら消耗が激しすぎる。上陸されるときは概ね雌雄が決しているときなのでもし本当にそうなったら本土決戦? 俺だったらそんな物騒なことはしたくない。国際社会に身を委ねるのが正解だろうに。

自衛隊がこれを持っているのはわりと前から知っていた。どういうシミュレーションの元にこれを使うのかってのが不思議に思ってた。やっぱり、「敵国」が上陸して攻めてきた時の為の備えがクラスター爆弾だったのか。自衛隊のシミュレーションなんてのは極秘事項なんだろうけどその内容を知りたくなってしまう。特に陸自