自転車のこと(ほぼクリートのこと)

五月の初旬にクリートを買って自転車に取り付けた。参考

それから半月ぐらい過ぎたので今の感想を書いてみる。

クリートを付けて速度が上がったかどうかと言われると良くわかんない。距離が走れるようになったかと言われるとそれもよくわからない。けど、クリートを外してみると走りにくい。普段自転車に乗るときはトレッキングシューズを履いていた。自転車の時は靴底がしっかりしている方が良い。そのことは経験的に判ってはいた。なのでトレッキングシューズを使っていたのだ。久しぶりにその靴で乗ってみたら乗りづらい。よくこんなんで走ってたなと思う。ってことはきっと絶大な効果があるのだろう。なんか効果が実感できないままクリートを使うのが当たり前になってしまった感じ。

どこかで読んだんだけどクリートを初めて付けてみたって人のブログをにこんな内容が書いてあった。「クリートを付けてから数回走ったけど一回も転ばなかったことはない。いったいいつになったら転ばないで乗れるようになるんだろう」だって。これにはちょっとびびった。そんなに転ぶものなの?って。他にも「一回は立ちゴケする」って記述もあった。何回も転ぶ人もいるみたいだし、一回ぐらい転ぶ人もいるみたいだし、多分、一回も転ばないって人もいるんだろう。俺、初日は転ばなかったし、翌日の横須賀までの遠乗りの時も転ばなかった。なので、転ばない方の人なのかな、何回も転んでる奴はどんくさ過ぎ何じゃないの?とか思った。

んで、実際、俺が転んだかどうかというと...転びました。
比較的広い歩道にて。人もまばらにいたけど他に人に邪魔にならないように俺はゆっくり大きな弧を描きながら信号が変わるのを待っていた。勿論、超微速。人がいるからいつでも止まれるように心がけた。そういうときはいつも左足を地面に付けるので左足のクリートは予め外してあった。人が来た。危険はないけどマナー的に止まった方が良い。けど、左側に足を付くスペースがなかったので右足を付いて止まることにした。そしたら右足を出そうとしたら右足が外れない。それでガチャーンと。こけて右手を軽く打撲。左の膝小僧を擦りむいた。転ぶときに足を出せないという恐怖も生まれて初めて味わえた。俺がよけようとした人の前で無様に転がった。対象の人はポカーンとしてた(笑)。

クリートはスキーのビンディングのようにそのテンション(くくりつける強度)を調整できる。アーレンキー*1で回して調整するんだけど右足の方がちょい外れにくいなって思って再調整したつもりになっていた直後だった。もしかして回す方向を間違えて強くしちゃったかもしれない。左足を外す強さで足を捻っても右足は外れなかったのだ。それでこけた。慣れた頃に転ぶんじゃないかと思ったけど案の定だった。

今は右も左も同じように外れるように再調整を行った。多分、これでこける可能性はだいぶ減ったと思う。それでも咄嗟に止まるようなときはどうなるか判らない。咄嗟に止まるような事の無いように走ろうと思う。走り方も変えねばなるまい。より、遵法的な方向に変えるようにする。


ミラーを変えた。今までのミラーはフレキシブルな素材のアームに支えられていた奴。このときの日記で紹介している。

このミラーの欠点は簡単に向きが変わってしまうこと。利点は向きが変わってしまってもすぐに直せること。凸面鏡なので広い範囲が写ることも利点だ。その反面、後ろ側の距離感は掴みづらい。このミラーはフレキシブルアームの根本のところを何回もグリグリしたため樹脂が割れてぐらぐらになってしまったのだ。位置が定めづらくなったので交換することにした。

新しいミラーはとても小さい。小さいけど位置がしっかりあってればそれなりに見える。ただ、この位置だと俺の腕が写ってしまう。他に色々試してみたけどこれ以外にベストなポジションは見つからない。フロントフォークにミラーを付けてる人もいるのでやってみたけど今度は俺の足しか写らない。ミラーはもうちょい工夫が必要なのか。ところでこのミラー、小さいのに結構な値段だ。2800円だった。


ドルバック。上記の日記で紹介しているトライバックって奴を取った。やっぱり、トップチューブにまたがったときに邪魔くさい。なので撤去した。どこにでもあるサドルバッグだけど今のところ使い勝手は良いみたい。

*1:所謂六角レンチ