新しくもない曲。初音ミクで宮沢賢治。

ukihiro - refraction - SoundCloud
2007年に作った曲。今までmoonlinxに曲を置いておいたんだけどなくなってしまったので今度はこちらをsoundcloud定宿にすることにした。moonlinxではある程度の人間関係も出来、聴いてくれる人も多かったんだけどこちらではさっぱり。聴いてくれる人が二桁減った感じだ。だからこっちにもエントリー上げて必死で宣伝しようって魂胆だけどこのブログも宣伝になるほどアクセスないしな。
初音ミク使い始めの頃の曲で歌詞には宮沢賢治の詩集「春と修羅」から「屈折率」という冒頭の詩を取り上げてる。前に作ったそのままじゃなくてあちこち少しずつ手直しは施してる。前のミックスより落ち着いた感じにはなったとおもう。

七つ森のこっちのひとつが
みずのなかよりもっと明るく
そしてたいへん巨きいのに
わたくしはでこぼこ凍ったみちをふみ
このでこぼこの雪をふみ
向ふの縮れた亜鉛の雲へ
陰気な郵便脚夫のやうに
 (またアラッディン 洋燈とり)
急がなければならないのか

歌詞は一部箸折ってる。リズムに乗りにくすぎるので。