インフルエンザ馬鹿騒ぎがこっちにも来ちゃったよ

東京・川崎の2生徒、空港の検査では陰性 新型インフル
だいぶ近くまで来ちゃった。めんどくさいなあ。

取引先の某大企業では2-3日前からチラホラとマスク姿を認めるようになった。今日行ったらだいぶ増えているんじゃ無かろうか。

俺は当初からリスクを少なめに見ている。日本の衛生状態の良さ、医療体制の充実度から見るとそんな深刻な事態にはならないはずだ。今後、死者は出るだろう。けど、インフルで死ぬなんてのは毎年、数百人から千人以上はいるのだ。超過死亡概念というのがあってインフルエンザによる合併症で死亡した人を含めると一万人以上に達する。

インフルエンザによる死亡数の推移

厚生労働省も通常の季節性インフルエンザと同様の対応で充分という考え方に傾きつつあって行動方針も見直すという。早くこの馬鹿騒ぎが終わって欲しいものだ。

whoのパンデミックの基準に関しても感じたんだけど、新型ウイルスの流行度合いは良いんだけどその危険性についての勘案がない。どんなに軽い症状であっても流行すればレベル4とか5とかって事になる。厚生労働省の行動計画もその基準までには目を通していないが日本人の役所が作るものだからさぞかし念には念を入れた大袈裟な物になっていると予想する。日本人の潔癖症と蒙昧さと悪い意味での綿密さが今回の事態を招いたのではないか。

関西人は今や黴菌扱いだ。潔癖すぎる意識は差別に繋がることも危惧しておきたい。

騒ぎすぎって意見を経済サイドと医療サイドから一件ずつ紹介しておく。


新型インフル、騒ぎ過ぎの代償:日経ビジネスオンライン

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