本当にさよなら

何回も書いて諄いけど長年連れ添ったYAMAHAのSY77を今日、粗大ゴミとして出してきた。

修理はかなり困難らしい。また、ジャンクとしてヤフオクに出しても良いけど送料ぐらいにしかならない。ジャンクとしてパーツ取り用に生き残るって手もあるかもしれないけど本機が現役として稼働しているという話を聞かない。コレクターズアイテムになるほどレアな品物でもない。ヤフオクでも引きが弱いようだ。ってことでゴミにすることにした。とても寂しい。最初に手に入れた車を手放した時を思い出す。下取りに持って行かれるときに新しい車なんて買わなければ良かったって一瞬後悔した物だ。けど、そんな感情は長続きしないことを俺は経験的に知っている。相手は人ではなく物だ。思い入れを望んでいるわけもあるまい。こちら側の一方的な幻想なのだ。

買ったときは30万以上。手放すときの処理料、200円がやけに安い。

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追記
この件に関する愚息湯太郎(六歳)との会話
俺:「お父さんの音楽の機械、明日捨てちゃうんだよ。ちょっと寂しいんだよ。」
奴:「寂しかったら写真撮っておけば良いんだよ。写真撮らないとすぐ忘れちゃうよ。写真撮っておけばいつでも思い出せるでしょ?」